国際連合エイズ合同計画(UNAIDS)のミシェル・シディべ事務局長らはこのほど、入国規制の取消しを含め、エイズウィルスキャリアーを十分に尊重し、保護するよう呼びかけました。
ミシェル・シディべ事務局長はこれについて「現在、世界ではエイズウィルスキャリアーの入国と居留を禁止する国や地域はまだ51ある。そのうち、ヨーロッパには15ある。このような規制は実際はエイズウィルスキャリアーたちを差別することになる。医学の進歩に伴い、現在、エイズウィルスキャリアーは健康者と同じように生活することができ、適切な対策をとれば、他人は感染されることはない」と語りました
別の報道によりますと、ウィーンで開催された第18回国際エイズ会議に出席した世界保健機関(WHO)の専門家ドノヒュー氏は記者会見で「ヨーロッパ全体から言うと、西ヨーロッパ地域でのエイズウィルスの急激な感染は収まったが、東ヨーロッパでは増加傾向にあり、特に、ウクライナでの情況がとても厳しい」と述べました。(翻訳:ZHL)
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