日本の副首相兼財務大臣の菅直人氏と衆議院議員の樽床伸二氏は3日夜それぞれ記者会見を開いて、与党の民主党党首選挙への出馬を表明しました。

　菅直人氏は記者会見で「国民が民主党に託した日本の再生というたいまつを引き継いで実現につなげていくため、出馬したい」と述べました。

　樽床伸二氏は記者会見で「世代交代の実現に努力する。また、社会保障分野の抜本的制度改革を作り、（消費税率引き上げを）国民に提示できる段階に至った時に信を問うべきだ。米軍普天間基地の移設問題で合意した内容（日米共同声明）は守っていかなければならない」と述べました。

　関連報道によりますと、民主党は4日午前、衆参両院議員総会を開き、423人による投票で新しい党代表を選び、午後、首相指名選挙を行い、新しい首相を選ぶことになっているということです。（翻訳：任春生　　チェッカー：吉野）