IMF・国際通貨基金は21日、最新の「世界経済の見通し」報告書を発表し、「ラテンアメリカの経済が強い回復の勢いを呈し、2010年と2011年はいずれも4%成長し、成長スピードは今年1月の予測を上回っている」としています。
この報告書では、「国際市場の原材料の価格は大幅に上昇し、国内市場も活発になり始めたため、ペルーの経済は強く成長しており、2010年の成長率は6.3%に達し、成長スピードはラテンアメリカ地域でトップになる見込みである。ブラジルの2010年の成長率は5.5%で、成長スピードは2位となり、メキシコの成長率は4.2%になる見込みである。また、今年2月に地震に見舞われたにもかかわらず、チリの経済はまだ4.7%成長する可能性がある。さらにボリビアとパラグアイの経済情勢は楽観的であるが、ベネズエラは現在、電力不足の状態にあり、経済の回復は遅いだろう」としています。(翻訳:玉華 チェック:吉野)
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