日本の財務省が8日発表した国際収支速報によりますと、2009年、日本の経常収支黒字額は、前年比18.9%減の13兆2782億円となり、2年連続で縮小したということです。
また、貿易・サービス収支の黒字額は、12.2%増の2兆1196億円に増加した一方、海外投資などの所得収支の黒字額は、22.2%減の12兆3229億円となりました。
財務省は、世界的低金利の影響を受け、2009年所得収支の黒字額が大幅に減少したことが、日本の経常収支黒字額が減少した主な原因と明らかにしました。
同時に発表された2009年12月の貿易収支は前年同期の赤字を黒字に転換し、452.8%増となりました。そのうち、貿易・サービスの収支は9892億円を増加、5050億円の黒字となりました。しかし、当月の所得の黒字額は34.7%減の4748億円となっています。(翻訳:婉)
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