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「重慶大爆撃」訴訟の第12回裁判、日本で開始

2010-01-28 10:48:58     cri    

 「重慶大爆撃」の一つである「松潘爆撃」訴訟は、27日東京地方裁判所で始まりました。今度の裁判は、「重慶大爆撃」訴訟としては日本で12回目となります。

 中国四川省の松潘県からの原告側の代表は、法廷で日本軍が松潘爆撃で、現地住民にもたらした被害について陳述しました。

 原告側の代表馬福成氏は、日本軍の爆撃で祖母など3人が死亡したことから、日本政府の謝罪と賠償を求めました。

 原告側の弁護団は弁護団は「少なくとも3ヵ月に1回に法廷に陳述していく。中国の被害者が法廷で戦争当時の状況を陳述することを通じて、日本の裁判所と民衆にこの歴史を知ってもらいたい。一審で敗訴したとしても弁護団は高等裁判所と最高裁判所に上訴する」と述べました。

 なお、重慶大爆撃とは、1938年から1943年までに旧日本軍が重慶の一般住民の殺戮を狙った残虐な無差別爆撃のことです(翻訳:任春生)

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