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北京大、東京大の「未来のリーダー」がホットな討論

2009-09-20 21:34:52     cri    

  
  会場の様子         両大学の学生代表

 北京大学と東京大学の学生が中日両国のホットな話題を論議する中日学生討論「京論壇」。両大学からの数十人の参加者は、北京で企業訪問や事実調査などの1週間の共同作業を経て、29日に北京大学で中間発表会を行いました。

 討論は全て英語で行われましたが、北京大の学生の英語が早口なので東大の学生の中から「もっとゆっくり話してよ」と注文をつける声も。

 4年前、反日デモの激しい中で両大学の学生は「中日両国の将来のリーダーのつながりを作ろう」という趣旨で、「京論壇」を自主的に立ち上げました。4回目となる今年は「Create the Future Together(共に未来を創ろう)」をテーマに、学生たちは「労働人口の流動」、「国家とアイデンティティー」、「メディア」の3つのグループに分かれて討論を進めています。

 
   プレゼンで使った英語の資料  学生代表たちがパネル・ディスカッション

 20日に行われた中間発表会で両国の学生たちは討論の進行状況を紹介しました。「労働人口の流動」グループの東大の学生は「中国と比べ日本は女性が昇進しにくい」ことを提起し、「国家とアイデンティティー」グループは「日本人の方が帰属意識が薄いのではないか」と仮説を立て、「メディア」グループの学生は互いの国に「取材規制」が存在することを指摘しました。

 26日から10月4日までの討論の後半では、北京大学の学生が東京大学を訪れる予定です。参加している学生によると、論議の成果は出版などの形を通じて社会に発信するとのことです。(取材:黄恂恂)

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