ウルムチで暴動が発生してから3日目の8日、一部の市民が暴動による負傷者のために献血を行いました。
ウルムチ市内の献血所には100人近く並びした。
新疆科学情報学院の学生である王新さんは、9人の同級生と共に献血に訪れました。王新さんは「いち市民として、自分の出来る範囲で政府に協力したい」と述べた上、「今回の暴動は民族分裂を図る者が行ったことであり、私たちは彼らの行いを非難する。しかし、こうした気持ちを少数民族に対してぶつけてはならない」との見解を示しました。
また、王新さんと共に献血に訪れたウイグル族のアイクバイルさんは、「多くの市民が被害を受けた。みんな家族や兄弟がいて、良い社会に暮らしているにもかかわらず、なぜこのような行為を取るのか理解できない。民族の分裂を図る者が、我々の名義で暴力を振るうことは許せない」と述べました。(黄恂恂、安藤)
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