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ウルムチ暴動、被害者は早期の経営再開を望む

2009-07-08 15:00:04     cri    

 新疆通通商業貿易有限公司の社長・郭建新さんはウルムチ市で、自動車ディーラーを営んでいましたが、5日に発生した暴動で、10年間も営んできた店舗は破壊されてしまいました。7日、郭さんは記者のインタビューに応じてくれました。「当時、社員と一緒に抵抗しようとしましたが、向こうは500~600人もいて、押さえ込むことはできませんでした。けが人が出ないうちに逃げましたが、彼らは何のために来たか分かりません。うちでは、ウイグル族とわれわれの関係はうまくいってるし、ウイグル族の社員も7、8人います。そのとき、ウイグル族の社員は土下座して、『オーナーはいい人だから、この店を壊さないで』と必死に頼んでくれました。でも、向こうは無視して店を壊し続けたのです。」郭さんは暴動発生当時の様子をこう振り返っています。

 当日夜、郭さんの店では車30台が全焼し、20台が破壊され、損失規模は400万元に上るということです。

 暴動が起きた4日目の今でも、店内には、ガラスの破片や焼かれた車の残骸などが散らかっていました。郭さんは「もう諦めようと思っていましたが、社員はみんな励ましてくれるし、政府も『市民を見捨てない』と安心させてくれるので、もう一度やり直してみることにします」と、営業再開に向けて自信がついた様子でした。(翻訳:コオリ・ミン)

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