教室内の四川の学生たち
26日、北京市海淀外国語実験学校では1学期が終わりました。ここに通う四川からの小中学生102人はこの日、1年間北京で学んだ成果を英語劇や合唱などを通して、ボランティアや社会団体に披露しました。
英語劇『みにくいあひるの子』
四川の生徒たちはこの発表会で、1年間彼らの勉強を金銭面から生活面までさまざまな面からサポートした地域ボランティアや企業団体に感謝の意を表しました。
ブラスバンド
発表会で最も注目されたのが四川の生徒からなるブラスバンド。結成して1年足らずでしたが、明るく軽やかなメロディーを奏でました。1年前、北京に来た生徒たちの大半が吹奏楽に触れたこともありませんでしたが、四川の生徒一人ひとりに、ほかの生徒と同じ教育を受けてもらいたいという思いから、学校側とボランティアは四川の生徒のために新しい楽器を購入し、吹奏楽を教えたのです。
テコンドー
この生徒たちは、去年の四川大地震で被害が最も大きかった四川省の青川や映秀の出身で、ボランティアの提案で去年の6月に北京で勉強することになりました。1年を終えて、明日から故郷の四川に帰って夏休みを過ごし、9月にはまた北京で勉強します。(取材:黄恂恂、チェック:安藤)
CRIが以前取材した王桃さんの姿を発表会で見つけました。来学期中学3年生になります。北京に来てから、新しい友達がたくさん出来たと話していました。王桃さんに関する過去取材はこちらから: /781/2008/12/15/1s132082.htm
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