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中国外相、胡錦涛主席のロシアなど3カ国歴訪の成果を評価

2009-06-21 14:20:14     cri    




















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 中国の胡錦涛国家主席は20日、ロシア、スロバキア、クロアチアに対する歴訪を終えました。今回の訪問に随行した楊潔篪外相はメディアに対し、「胡錦涛主席の今回の訪問は、友情を深め、戦略的な協調と実務的な協力を強め、共通の利益を維持する目的を達成して、円満に成功した」との考えを示しました。

 胡錦涛国家主席は14日から今回の訪問を始め、ロシアのエカテリンブルクで開かれた上海協力機構首脳理事会第9回会議に出席した後、ロシア、スロバキア、クロアチアに対する公式訪問を行いました。

 楊潔篪外相は、「胡錦涛主席の訪問は上海協力機構の各加盟国間の団結と協力を強化した。今度の訪問は中国とこれらの新興国との対話や協力を強めた。また、ロシアとは中ロ戦略的協力関係と相互信頼のレベルを引き上げた。中国と、スロバキア、クロアチアなどの東欧の国々との伝統的な友好協力関係を強めた」と述べました。

 楊潔篪外相はまた、「16日にロシアのエカテリンブルブで開かれた上海協力機構の会議は非常に重要だ。6カ国の加盟国と4カ国のオブザーバー国の首脳が会議に参加し、上海協力機構が団結と協力を強めようとすることには、共に金融危機に対応するという切なる願いを表している。機構の重要なメンバーとして、中国は積極的に会議に参加し、独自の役割を果たした」と語りました。上海協力機構の今後の発展について、胡錦涛国家主席は、政治的相互信頼の増進、経済協力の強化、安全保障協力の強化、人的交流の拡大、対外開放政策の堅持という5つの方針を提出しました。

 また、楊潔篪外相は「中国、ロシア、インド、ブラジルの新興4カ国からなるブリックス(BRICs)諸国の初めての首脳会合は歴史的な意義を持っている。会議で発表された共同声明と食糧問題に関する声明は、4カ国が世界金融危機やエネルギー安全、食糧安全などの問題で達した共通認識を表明し、新興国と発展途上国の国際問題における影響力と働きを強めた」と述べました。胡錦涛主席は会議で、政治的相互信頼の増進、経済協力の強化、人的交流の推進、経験の分かち合いという4つの協力原則を提出し、各方面から支持と評価を得ています。

 胡錦涛主席のロシア訪問について、楊潔篪外相は、「今年は、中ロ国交樹立60周年であり、両国の戦略的協力パートナーシップは新たな発展のチャンスを得ている。ロシア政府は胡錦涛主席の訪問を非常に重視しており、ロシアの各界も熱烈な感情で胡錦涛主席を歓迎していた。胡錦涛主席はメドベージェフ大統領と実り豊かな会談を行った」と語りました。

 また、「中国とスロバキアの指導者は両国の国交樹立60年以来の関係発展を十分に認め、国交樹立60周年を機に伝統的な友情を深め、協力分野を拡大し、両国の友好協力関係の更なる発展を推し進めていくことで合意した。中国とクロアチアの指導者は両国関係の発展の成果と経験をまとめた上で、今後の発展の未来図を打ち出した」と明らかにしました。

 胡錦涛主席はスロバキアとクロアチアを訪問期間中、両国の指導者と金融危機対策やヨーロッパ中部と東部の地域情勢について意見交換を行い、中国政府の「調和の取れた世界の構築」という理念について説明しました。

 楊潔篪外相は、「中国は、胡錦涛主席が今回の訪問で各国の指導者と達した共通認識を積極的に実行し、関係各方面と手を携えて、共に美しい未来を切り開いていく」と述べました。

 (翻訳:洋 チェック:金井)

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