胡錦涛国家主席は17日サウジとアフリカ4カ国歴訪を終え、モーリシャスの首都ポートルイスから帰国しました。
ポートルイスで胡錦涛主席は中国文化センターを訪れました。
ポートルイスの中国文化センターは海外で初めて設置された中国文化センターとして20年以上の歴史を持っています。
センターでは中国語、舞踊、武術の授業が行われています。
受講生たちは北宋時代の詩人蘇軾(しょく)の詩を朗読しました。
中国語クラスでは胡錦涛主席はインド系の受講生ムーランさんに話しかけました。
「中国語はどれぐらい勉強しましたか」?
「4年間勉強しました」。
「どんな感じですか」?
「中国語を勉強して楽しくなり、生活も変わりました」。
胡錦涛主席は「どういうふうに変わりましたか。仕事の面で、それとも生活態度ですか」?
「いずれも変わりました。私と主人は中国で知り合い、モーリシャスで中国語教師をしていて、仕事でも生活面でもずいぶん変わりました」。
受講生たちは中国語を勉強して中国人と直接交流できるチャンスが増え、喜びを感じているようでした。
一部の人はオリンピック観戦で北京を訪れた経験を語りました。
胡錦涛主席は「皆さんが中国語を勉強しているおかげで、私たちは交流する良い手段を得ることができました。皆さん、中国へようこそ!」と呼びかけました。
武術クラスでは胡錦涛主席は太極拳の練習風景を見学しました。
胡錦涛主席は「皆さんの太極拳は素晴らしい。武術の練習は健康にプラスだし、中国文化を学んで、両国民の友情を深めることができます。皆さん、ありがとう」と語りました。
舞踊クラスでは学生たちが中国の民族舞踊を披露しました。
胡錦涛主席が、「どの民族ですか」と尋ねますと、「ダイ族、イー族、ワー族、チベット族……」という答えが返ってきました。
胡錦涛主席が「これは蒙古族」と言いながら、蒙古族の舞踊を踊りますと、大きな拍手が起こりました。
今回のアフリカ歴訪で胡錦涛主席は中国とアフリカ諸国の交流拡大について講演しました。
この中で、胡錦涛主席は「中国とアフリカ諸国の関係促進は双方の国民のためである。協力の成果は双方の国民が享受すべきである。中国は文化、教育、衛生、スポーツ、観光などの分野でアフリカ諸国との交流を深め、双方の友情を拡大していく」との姿勢を強調しました。(ジョウ)
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