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胡錦涛国家主席、中・東欧諸国歴訪へ

2009-06-15 14:26:06     cri    




















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 中国の胡錦涛国家主席は、14日午後北京を離れ、7日間にわたる中・東欧諸国歴訪を始めました。中国外務省は、今回の訪問を通じて、関係諸国との善隣友好関係を深め、実務的協力を強化し、新しい課題に共に対応していくことを期待するとの中国側の姿勢を示しました。

 ロシアの有名な歴史都市であるエカテリンブルグは今回歴訪の最初の到着地です。胡錦涛主席はここで開かれる上海協力機構加盟国の首脳理事会第9回会議に出席しますが、中国外務省の李輝次官は今回会議に触れた際、世界的な金融危機に対応するため協力していく重要性を強調しました。李輝次官は、「今回会議の任務は、『上海協力機構加盟国長期的善隣友好協力条約』の全面的な実施を継続し、政治、安全保障、経済と人的分野での協力を強め、金融危機によるマイナス影響に共同で対応し、地域経済の早期回復と国民生活の改善を促していくことであり、この地域をより安全で安定なものにし、持続的な平和と共栄の地域を共に築いていくことが中心的議題となっている」と述べました。

 エカテリンブルグで胡錦涛主席はまた、ブラジル、ロシア、インドと中国の四ヶ国、いわゆるブリックス諸国の第一回公式首脳会合に出席することになっています。新興経済国の代表として、これらブリックス四ヶ国はここ数年、急速な経済成長を果たし、その国際的地位は絶えず高まっています。金融危機が世界に広がる中で、世界経済の回復における大きな牽引力として、ブリックス四ヶ国は大きく期待されており、その中で、中国の役割が特に注目されています。中国社会科学院ロシア・東欧・中央アジア研究所の姜毅研究員は、このことに触れ、「金融危機発生後、国際社会は、これからの世界の政治と経済分野で中国が果たす役割に大きな期待を寄せている。中国経済の安定した発展は世界経済の発展にとっては大きな推進的役割があり、世界での中国の経済的地位も高くなってきた。中国の声に耳を傾け、中国との協力を強化する各国の意向もはっきりしてきた」と話しました。

 伝えられたところによりますと、ブリックス四ヶ国の初めての公式首脳会合で、指導者たちはG20(20ヶ国グループ)サミットの進捗情況や国際金融機構の改革、食糧安全、エネルギー安全、気候変動、それに発展への支援などの重要な問題について意見を交換します。

 これら多国間会議のほか、胡錦涛主席はさらに、ロシア、スロバキア、クロアチア三ヶ国に対する公式訪問を行います。社会科学院の姜毅研究員は、これについて、「胡錦涛主席の今回の中・東欧訪問は、新しい情勢の下におけるこれら三ヶ国との友好関係を強め、また、中国とEU諸国、及び中国とEUとの協力推進にもプラスになるだろう」と語りました。(周莉)

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