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胡錦涛国家主席、海外協力の旅に

2009-06-14 18:51:05     cri    

 中国の胡錦涛国家主席は14日午後北京を離れ、7日間の海外訪問を始めました。今回の訪問を通じて、関係国との善隣友好関係を深め、協力を強化し、共に問題に対応していきたいとしています。専門家は、「胡錦涛主席の今回の訪問は、国際社会の期待に答え、国際金融危機でより大きな役割を果たすことにある」としています。

 胡錦涛主席はまずロシアのエカテリンブルクに到着し、上海協力機構メンバー国の首脳理事会第9回会議に出席します。中国の李輝外務次官は出発前に今回のサミットについて、「サミットの主旨と任務は、『上海協力組織メンバー善隣友好協力条約』を全面的に実効させ、政治、経済、安全保障など分野での協力を更に深め、金融危機のもたらしたマイナスの影響に対応し、地域の安全、安定を維持し、共同の繁栄を促していくことだ」と述べました。

 エカテリンブルクで、胡錦涛主席はまた、中国、ロシア、インド、ブラジルによる新興4カ国の第一回首脳会議に出席します。何亜非外務次官は、新興国首脳会議について、「中国側は積極的な姿勢で今回の首脳会議に臨み、成果をあげることを期待している」と述べました。

 胡錦涛主席はこの後、ロシア、スロバキア、クロアチアに対し公式訪問をします。今年は中国とロシアの国交樹立60周年に当たり、両国の戦略的協力パートナー関係が大きく発展しています。

 スロバキアとクロアチアは、中国と友好関係を保っています。今回胡錦涛主席の訪問は、この両国に対する中国指導者の初めての公式訪問となります。中国社会科学院ロシア東ヨーロッパ中央アジア研究所の姜毅研究員は「胡錦涛主席の今回の訪問は、中国が中東欧国家との伝統的関係の強化、EU・欧州連盟やEU加盟国との協力の推進に対し、非常に重要である」と述べました。

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