会員登録

OECDとFAO 国際食糧価格が引き下げを予測

2009-06-18 11:08:04     cri    

 OECD・経済協力開発機構とFAO・国連食糧農業機関は17日、ローマで「2009-2018年農業展望報告書」を共同で発表しました。報告書は、「国際食糧価格はこれから緩和されるかもしれないが、依然としてこれまでの平均価格より高い」と指摘しました。

 報告書によりますと、これから10年間、農産物の価格は1997年から2006年までの10年の平均値より高いということです。そのうち、食用油の価格は平均値を30%超えます。また、報告書は「もし、原油とエネルギー価格が上昇すれば、2007年から2008年までに起った食糧価格の大幅上昇が将来再び起こる可能性もある」と国際社会に警告しました。

 また、報告書は「食糧価格の上昇により一部の発展途上国に食糧問題が発生した。国際社会は、これらの国への援助を続けると共に、自国の農業発展を促進することも重視すべきだ」と強調しました。(万、大澤)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS