3日間にわたって開かれていたG8主要8カ国農業大臣会合は20日、イタリアのトレヴィーゾで閉幕しました。会議では世界的な食糧安全保障体制の強化をうたった共同宣言を採択しました。
声明では「G8は世界的な食糧安全保障体制の改革を主張している。それには、FAO・国連食糧農業機関およびその他の国際組織の改革が含まれている。国連のほかの加盟国がこの改革を支援するよう」呼びかけ、さらに「必要とする手段を使って、国際金融危機が貧困層に与えた影響を減らして、発展途上国の市場参入を促していく」と明らかにしています。
この声明はまた「各国は農業と関連している科学技術、教育などの分野の投資を増やす必要がある。発展途上国の食糧生産過程の損失と工業国の食糧の無駄遣いを減らすべきだ」としています。(04/21 翻訳:Yin 専門家:吉田)
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