アメリカのホワイトハウスの米大統領経済諮問委員会の議長で、オバマ大統領の首席経済顧問のサマース氏は12日、「アメリカは経済の自由落下を止めたが、景気回復にたどり着く道にはまだ遠い」と述べました。
サマース氏は当日、ニューヨークの外交関係委員会での演説で、「米国の失業者数が増えつつあるが、その伸びは鈍化している。消費者とビジネス業界が経済の見通しを楽観視しており、金融市場からも強みが見られている。これは米国経済の自由落下が止められたことを示している」と述べました。
サマース氏はまた、「米国政府の責任者はうぬぼれてはいけない。今回とこれまでの金融危機の経験から見れば、危機の中にも『幻のあけぼの』が見えるかもしれない」とし、「半年前と比べて、今は経済の急落が止められたと思う」との考えを示しました。(翻訳:KH)
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