アメリカ・ワシントン中心部にあるホロコースト（ユダヤ人大虐殺）博物館で10日に銃撃戦が起き、警備員一人が死亡し、犯人も含め二人が負傷しました。

　報道によりますと、犯人は88歳の男で、白人至上主義の活動家であり、今は病院で手当てを受けているものの、重態だということです。関係者は犯人はこれまで反ユダヤ主義のサイトを設け、過激的な人種主義の本を書いたことがあり、1983年には誘拐罪で6年の刑に服したと紹介しました。

　ホワイトハウスの報道官は、オバマ大統領は事件を聞いて非常な悲しみを覚えたと述べました。