EU・欧州連合駐在中国使節団の宋哲団長は18日インタビューを受けた際、「まもなく行われる第11回中国欧州首脳会談は中国と欧州の全面的な戦略パートナーシップを一段と緊密なものとすると同時に国際金融危機に対応する人々の自信を高め、世界の経済を一日も早く回復させるために寄与していくだろう」と述べました。

　宋哲団長は、「中国とEUは世界の最大の発展途上国、および最大の先進諸国集団として、世界経済の成長を促す重要な力であり、世界経済の回復に寄与していくべきだ。また、双方は中国と欧州の経済貿易協力の安定的な発展を重要な任務とし、対話と協力を強化していくべきだ。さらに、政策協調を強化し、貿易と投資の保護主義に共に反対し、市場開放を保ち、国際社会と共に、G20・20カ国グループ ワシントンサミットとロンドンサミットの共通認識の実施を推進していくべきだ。中欧関係には広い前途があり、これは双方の関係におけるもっとも根本的な共通利益に基づくものだ。日増しに成熟していく中欧関係は異なる社会制度や異なる発展方式、異なる発展段階における国が平等と相互尊重を踏まえて、協力関係を発展させていくことに手本を示した」と述べました。（翻訳：トウエンカ）