会員登録

IMF、今年の世界経済、マイナス成長

2009-03-20 13:44:15     cri    

 IMF・国際通貨基金が19日に発表した報告によりますと、今年の世界経済の成長率は60年ぶりのマイナス成長になり、0.5%から1.0%減となるだろうとしています。

 これはIMFが主要20ヵ国・地域(G20 )の財政相、中央銀行総裁会議に提出した報告で、この中で、「多くの国が大規模な景気刺激策を打ち出したが、貿易は縮小しつつある。データが示しているように、世界経済は今年第1四半期も縮小を続け、去年の第4四半期より5%下がった」と明らかにしています。

 この報告は、「先進国の経済はかなり衰退しており、新興経済体や発展途上国ではやや緩和されるが、輸出額が縮小していることが影響し、中国を含むアジア経済もスローダウンする」と分析しています。

 IMFはこの報告で、G20がGDP・国内総生産の20%相当の経済刺激策を制定すると共に、各国が金融市場を安定させる効果的な取り組みをするよう、呼びかけました。(翻訳:ヒガシ)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS