世界銀行のゼーリック総裁は18日、ポーランドの首都ワルシャワで、「世界経済の減速ペースは鈍化する見通しで、今年末にもプラス成長に回復する可能性がある」と述べました。
ゼーリック総裁は記者団に対し「世界経済は依然として減速する一方、そのペースは鈍化するとみている」と述べた上で、「問題は、いつプラス成長に戻るかだが、2009年末、あるいは2010年の可能性がある」とし、2011年になるとは思わないと話しました。
ゼーリック総裁はさらに、「大きな国内市場と強い消費能力を持っているため、ポーランドはその他の東ヨーロッパ国より早めに経済の苦境から抜け出すだろう」と述べました。(翻訳:ooeieiチェック:大澤 慶子)
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