IMF・国際通貨基金のストロスカーン専務理事は6日、「G20・主要20カ国のロンドサミットは、世界経済の回復を推進することにとって決定的な意義があった。2010年上半期、世界経済は回復する見込みだ」と明らかにしました。
ストロスカーン専務理事は「ロンドンサミットの成功と各国の首脳が表した態度、サミットで達成した協定は、人々の自信回復にすぐにはつながらないが、世界経済の回復にとって決定的な意義がある。2009年、各国はそれぞれ経済刺激策を取ったが、各国の約束は鍵である」と述べました。
また、ストロスカーン専務理事は「当面の金融危機はアメリカのサブプライムローンによるものである一方、経済回復もアメリカから始まるだろう。現在、凍結状態にある貸付市場の回復も重要である。また、国際貿易の回復も金融危機終了かどうかを判断する重要な指標である」と語りました。(Katsu/吉田)
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