中国衛生省は13日、山東省で発見されたA型インフルエンザ（H1N1）の擬似症例が確認され、中国大陸の2人目の感染者となりました。これに先立ち、衛生省は民用航空局、公安省、北京市、天津市、山東省人民政府および関係部門とともにこの患者と密接に接触した人に対する捜索作業を展開し、発見された人に対しては医学的観察を行っています。

　衛生省は既に患者の関連情報をWHO・世界保健機関や香港、マカオ、台湾および一部の国に報告しました。

　衛生省はこのほど、「現在、四川省の患者は専門家グループの治療を受けて、症状が好転し、精神状態も良好である。山東省の患者も体温が正常に戻り、回復している」と発表しました。（翻訳：洋　チェック：金井）