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山東省で、新型インフル感染疑い例見つかる

2009-05-13 10:09:15     cri    

 中国衛生省によりますと、山東省の済南市伝染病病院でA型インフルエンザ(H1N1)の感染疑い例が見つかりました。

 患者は19歳の男性で、カナダへの留学生です。7日、AC029便でカナダを出発して、8日午後2時半、北京に入りました。10日夜8時、熱が出て、翌日午後に自分で計った体温は39℃で、喉の痛みや頭痛などの症状が伴っていたということです。その後、11日夜7時25分、北京発の列車D41号で済南に戻りました。

 患者は列車の中から病状を病院に伝え、済南に到着後、すぐ市の伝染病病院へ送られました。12日午前の検査で、A型インフルエンザ(H1N1)の疑いとされたということです。

 現在、患者の病状は安定しています。衛生省は鉄道省や民用航空総局と共に、患者と同じ便や列車に乗っていた旅客に、近くの衛生部門と連絡を取るよう呼びかけています。

 一方、四川省の患者は体温が下がり、病状が明らかに好転しています。この患者と同じ四川航空の航空便に乗った旅客は全員見つかり、医学観察を受けています。また、同じNW029航空便に乗った旅客の大多数は医学的観察を受けています。今まで、異常が出た人はいません。

 (翻訳:ヒガシ)

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