全力で走れない車両チーム
ビューイック3台、コースター1台からなるわが車両チーム。運転手さんはみな生粋の北京っ子。肌の色は黒いけど、いけているよ!
チャリ旅が始まった最初の頃、丸山さんたちの走行をシンクロで撮影するため、車の時速は10~20km/hに抑えられていた。こんなのろのろ運転は都市の中では危ないし、運転手にとっても容易なことではない。安全を確保するため、チームリーダーの蔡さんは常にトランシーバーを手に持ち、車両チームの運転を指示しいていた。まるで作戦を指揮している司令官のような感じ。蔡さんって格好いい!
こんな蔡さん、よく丸山さんと冗談を言い合っていた。笑いの交流を通じて、2人はお互いに片言の中国語や日本語を身につけた。言葉が通じないのに、心が通じているようだね。北京に帰ったら2人で飲みに行こうと約束していたみたいだけど、どんなことが起きるか想像がつかない。
1号車の運転手は1980年代生まれの悦さん。無口な人だけど、今回の取材についての感想を聞くと、こう話しくれた。「丸山さんのおかげで、僕たち若者もあの戦争の時代に遡って民族の存続の危機ともいえる、あの歴史をより深く認識することができました。付き合ってみると、とてもフレンドリーで、楽観的で、善良な人だと思います。この可愛いおじいちゃんとの友情が末永く続きますように。祈っています!」
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