あっという間に、20日も過ぎた。楽しいこともつらいことも共に体験してきた撮影班のみんなは大変仲良くなった。今日は撮影班に注目！

　A班は丸山さんらの一行の撮影とインタビューを担当。カメラマンの雷さんは長春出身で、話し方が面白く、社交能力満点！丸山さんの表情を細かく記録することにいつも心がけている雷さん。通訳さんとうまく歩調を合わせるために、いつもタイミングよく合図を出してくれる。ささやかなやりかたではあるが、キーポイントをよく撮影し、通訳さんの通訳にも大いに役立つ。

　もちろん、雷さんと一緒に働く助手と録音係も大活躍。九·一八事変記念館でのインタビュー、録音係の王さんはマイクを40分も持ちつづけた。孟さんも力持ちで、いつもたくさんの荷物を持ってくれる。

　B班は道路標識などの風景撮影を担当する。カメラマンの鄭さんは８０年代生まれで、ほっそりして背が高く、生っ粋の北京育ちだ。国道の真ん中に立って撮影、また車椅子を巧みに使って「移動撮影」など、ハードルの高い撮影を次々と完成。
　身の動きが大変軽快な鄭さん。その「瞬間移動」のような撮影に、録音係の王さんと助手の曹さんは汗をかきながらついていく。撮影は意外と力仕事だよ。

また、面白いことに、鄭さんの名前の日本語読みは偶然丸山さんのお兄さんと同じで、いつも丸山さんに「小さな兄貴」と呼ばれている。ユーモアたっぷりのスタッフたちと一緒にいると、丸山さんたちの旅もきっとより楽しいものとなっているでしょう。

　丸山さんらの一行の「恩返しのチャリ旅」、これからもお楽しみに！