今日、チャリ旅チームは過去3日間で最長コースを走行する。徳恵市から吉林省の省都・長春市まで、走行95㎞という長距離だ。これは、すでにここまで3日間も走り続けてきた2人にとっては、ちょっとキツイ。時速15～20㎞で走るとすると、計算上はおよそ6時間で到着可能。朝8時半に出発し、休憩および昼食の時間を加えると、夕方5時半には長春市に到着することになる。

　体の不具合でチャリ旅から一息つくことにした丸山さんは、出発前に独特の方法で撮影班に原因を説明した。それに、なんとか最後まで走り抜くとも約束した。（申し訳ない！まだ内容を明かせません！）

　長い走行距離を意識しているのだろうか、出発したもう1人はこれまでよりもスピードを上げている。と、瞬く間にラッシュアワーの車の流れに姿を消してしまった…撮影班の車はついていけないので、とりあえずアクセルを踏んで国道102線に先回りし、待つことに決めた。待っている間、丸山さんは道路の横のメロン畑にカメラを持って入り、あちこちウロウロしている。しばらくしてうれしそうに「大きいメロンを撮影できたぞ」と戻ってきた。走っている仲間にも見せたいと丸山さんはウキウキしていた。

　正午になると、気温もぐんぐん上がってくる。日に焼けてますます黒くなった仲間を見て、体調を気遣う丸山さん。午後の休憩の時、丸山さんは日本から持ってきたお灸を小川さんにしてあげる。なんてやさしい丸山さん！みなさん、丸山さんにたくさんの「いいね！」をください。

　夕方になって、チャリ旅チームと撮影班のスタッフはようやく長春市内に到着！大都市の長春には数日泊まる予定。ここでどんなことが起きるのか？とてもワクワクくしている。そして、チャリ旅第一段階の走行は、ここで終了ということになる。改めて、撮影班スタッフのみなさんも「お疲れ様でした！」毎日重い撮影機材を持ってあっちへこっちへ。服もすぐ汗でビッショリだったよね。長春での数日間で、服を洗わなくちゃ。汗臭いし、着替えもなくなっちゃうからね。