北京はもうすっかり真冬です。日中でも気温は0度ぐらいとなり、寒いです。そして、今は夕方5時ぐらいになると、日が暮れて真っ暗です。気がついたら、「もうこんな時間、まだ仕事が残っている」と慌ててしまいます。
北京以外の地方も気候はもっと厳しいようです。北京は小雪が一度降っただけなんですが、12月に入って、中国東北部の遼寧省、吉林省、黒龍江省では大雪が降りました。交通機関などが乱れて、人々の生活にも影響が出ました。
大雪は、都市部の人々の生活にとっては大変はんですが、その一方、スキー場にとっては恵みの雪となります。スキー場もオープンして、来場者もどんどん増えているそうです。
北京郊外のスキー場といえば、八達嶺近くの万里の長城の付近にはスキー場が何ヵ所かあるんです。それから隣の河北省にも何ヵ所があります。私が八達嶺、万里の長城の近くにあるスキー場に行ってきたことがあります。そのスキー場は、サービスがきちんと行われています。レストランもあり、カラコケあり、プールもあります。非常に便利ですよ。
しかし、北京をはじめ、北方地域はこんなに寒いですけど、南の広東省、香港、海南島などはまだ暖かいんです。中国は国土が広いため、地域によって気候が異なるんです。ですから国内旅行する場合、雪が好きなら、東北部、夏が好きならば、海南島ですね。
さて、今週の番組に入りましょう。先月の半ば、中国国際放送局の専門家、高橋恵子さんが、中華文明のルーツをめぐる旅に出かけてきました。河南省の鄭州、安陽、河北省の邯鄲という3つの地を訪ね、古代中国文明をたっぷりと堪能してきました。今日は、高橋さんをスタジオに招き、旅の様子を伺います。
河南省は中国の母なる川、黄河が流れる地域です。この地域は中華文明の発祥地でもありますね。では、ここで河南省の概要をご紹介しましょう……(任春生)
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