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11月04日 中国の旅

2011-11-04 15:22:11     cri    






















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      関中民俗芸術博物館で、陝西省の魅力に触れる

 関中地域は、中国中部陝西省の平原地域を指し、北部には黄土高原、南部には盆地、秦嶺・巴山山脈があります。関中地域は昔から人口が多く、経済が発達した地域で、八百里秦川とも呼ばれています。今日ご紹介する関中民俗芸術博物館はこの地域に生まれた様々な芸術に触れることができます。この博物館は、陝西省出身の王勇超さんが5億7000万元を投資して作りました。博物館には、影芝居、木版年画、腰太鼓、陝西省発祥の芝居である秦腔、古代伝統音楽、邸宅など、様々な芸術品を収蔵しています。

 関中民俗芸術博物館に入ると、すぐ陝西省独特の空気に包まれます。高さ2メートルほどの石柱が数千本並んでいます。これはいったい何なのでしょうか。実は、石の柱は馬をつないでおくためのものです。この柱に手綱をつなぐのです。この石柱について王勇超さんは「博物館にはこのような柱が8600本あるんです。形はそれぞれ異なります。人型の柱もあれば、サルなどの動物の形をしたものもあります。唐代、宋代、元代、明代、清代、中華民国時代まで、すべての時代のものが揃っているのです」と紹介してくれました。

 古代、関中地域は東部と西部を結ぶ拠点で、各地からたくさんの民族がここにやってきて住みつきました。この博物館にある石柱の半数は、かつてこの地域の西や北の少数民族の特徴を反映したもので、当時のチャン族、鮮卑族、匈奴族の風習などを表しています。これについて、博物館宣伝教育部の劉鵬飛主任は「目は凹み鼻が高い顔にひげを生やし、丸い帽子をかぶって、獅子の背中に乗っている姿は、典型的な西部の少数民族の特徴を現す石柱です。これは唐代のものでかなり古い文化財ですね」と紹介してくれました。

 古代、石柱は手綱をつなぐ役目のほか、魔よけの意味がありました。当時のお金持ちたちはこれを門の前に並べたのです。

 博物館の中の石柱のコーナーを通り過ぎると、石畳の道が現れます。道の両側に古い住宅が建っています。この邸宅について博物館のスタッフの芦妮さんが次のように説明してくれました。

 「今ご覧になっている邸宅は、陝西省のほかのところからここに移されたものです。この邸宅はもともと清代の半ば、乾隆帝の頃に建てられもので、初めてこの博物館に移された住宅でもあります」

芦妮によりますと、この邸宅がもともと建てられた敷地の周辺にはアカシアの木がいっぱい植えられ、崔家アカシア園と呼ばれていたそうです。博物館に移された邸宅は、三つの建物と三つの中庭がある四合院造りです。これについて、学術機関である中国工程院の研究者張錦秋さんは次のように語りました。

 「陝西省の住宅の建築スタイルは、古代から今日まで大部分が四合院造りです。この住宅は、南北の幅が東西より広くて長方形になっています。昔の中庭は、それほど広くなく、両側に部屋をつくりました。中庭には日が当たりませんが、住宅の南と北に門があり、風がよく通り、通気性がいいです。古代の建建築家は、この設計によって住宅の暑さと寒さの問題を解決したのです」……(任春生)

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