会員登録

9月23日 中国の旅

2011-09-23 21:27:41     cri    

 9月、李イツ豪アナウンサーと日本人スタッフの吉野綾子さんが、吉林省へ取材旅行に行ってきました。今回の番組では、2人を迎えて、リスナーの皆さんに吉林省の魅力をご紹介したいと思います。

 実は、2人の取材は、観光地をめぐるというものではなく、現在の吉林省の魅力をたっぷり感じられる文化をめぐる旅でした。まず、省都の長春で行われた北東アジア博覧会を取材しました。その後、吉林省を代表する歌舞劇団を尋ねました。それから移動して松花石という吉林省で産出される石の産地へ向かいました。ここで有名なのは硯です。最後は長白山への登山で締めくくりました。5泊6日の旅となりました。

 まずは、吉林省と省都の長春市についてご紹介しょう。吉林省は、中国東北部にあり、面積は18.7万平方キロで、人口は2739万人です。吉林省の北は黒龍江省、南は遼寧省、西は内蒙古、東は、ロシアと朝鮮に接しています。省には45の民族がいます。

 吉林省は観光資源が豊富で、観光地がたくさんあります。一番有名なのは長白山です。ここは素晴らしい景観で、国家5A級の観光地です。1983年、鄧小平が長白山に登り、山の頂上で景色を見下ろしながら「長白山に登らなければ、一生後悔する」とその素晴らしさを語ったそうです。

 吉林省の特産品は米ととうもろこしです。そのほか、長白山ニンジン、鹿茸などの漢方薬の生産地としても知られています。

 次は長春市をご紹介します。長春は、吉林省の省都です。中国最大の自動車製造拠点都市でもあります。市の面積は20604平方キロで、人口はおよそ745.9万です。

 長春市は森林都市であり、都市の緑化率は78%で、アジアの都市の中で一位です。市全体が緑に包まれて、どこを歩いても、緑の並木が見られます。空気も新鮮です。

 吉林省は文化の町と言われていて、大学の数がとっても多い省なのです。日本語教育が未だ盛んな場所でもあります。そういった環境の中、今回北東アジア博覧会が開かれたわけですが、中国政府が中国と北東アジア諸国との経済・貿易交流を推進することで、地域の経済協力の促進を積極的に図るイベントです。特に外からの投資を募集するものです。とはいっても、一般の人から見れば、外国と各地のいろんなものが集まって買い物できるイベントといった様子でした。

 博覧会のメイン会場では企業の製品の展示、大陸のみならず香港、台湾、そして海外の製品が並んでいます。一般市民も買い物を楽しみにしているようで多くの人が訪れていました。食べ物、電化製品、インテリア、化粧品といったありとあらゆる物があります。車よりも大きい彫刻があるかと思えば、手作り箒といった小さな物まで。日本のブースも訪れたんですが、震災にあった宮城県、岩手県も出展していました。ブースでお話を聞きました。「こんな時だからこそ、出展しました!」と力強いコメントいただきました…… 

関連ニュース
関連内容
v 9月16日 中国の旅 2011-09-19 13:49:22
v 9月9日 中国の旅 2011-09-19 13:48:31
v 9月16日 中国の旅 2011-09-16 19:47:59
v 9月2日 中国の旅 2011-09-02 18:22:14
v 8月26日 中国の旅 2011-08-26 16:04:02
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS