福建省には、アモイのコロンス島、世界自然遺産と文化遺産の武夷山、世界文化遺産の福建土楼、世界自然遺産、泰寧世界地質公園と寧徳世界地質公園などなど、観光地盛りだくさんなんです。そして安渓のウーロン茶、鉄観音、武夷山付近産の武夷岩茶も世界的に有名です。
今回この観光地に足を運んだ二人がいます。日本経済大学の園木広志教授と日本語部のスタッフ、大野清司さんです。お二人は一週間にわたって、福建省のアモイ、ウーロン茶・鉄観音の故郷、安渓、そして旧い港町泉州、華僑の故郷、福清を訪ねました。
8月23日福建省から戻ったばかりの園木教授と大野さんをスタジオに招き福建省の旅や旅の感想などを伺いました。今週はお二人の旅の前編です。アモイ、ウーロン茶・鉄観音の故郷、安渓について語っていただきました。来週は、後編で、福建省の旧い港町、泉州、そして華僑の故郷、福清についての内容をお届けします。
福建省は中国の東南部に位置し、陸地面積は12.4万平方キロ。北は浙江省、南西は広東省、西は江西省と隣接しています。台湾海峡を挟み、台湾と接している場所でもあります。省内に武夷山脈と載雲山脈があり、武夷山脈が江西省との境となっています。
気候は、地域差がありますが、年中平均気温19.7℃、全般に温暖です。福建省の定住人口は3700万人、このうち少数民族の人口はおよそ59万人です。
アモイは福建省東南部にある湾岸都市です。120万人の人口を抱えています。亜熱帯海洋性気候で、年間平均気温は20.9度。アモイ島が主要部分を占め、南部は山が多く、北部はなだらかな土地となっています。旅行のベストシーズンは、10月から11月で、雨が少なく、爽やかです。今の時期は台風が多くやってきます。ここの観光地といえば、コロンス島です。
最後は安渓県です。ここはウーロン茶、鉄観音の故郷です。行政管轄は泉州市です。アモイからは車で一時間半ほど走ったところにあります。山間地帯で、山全体に茶畑が広がっています。
ではお二人の旅、いったいどんなものだったのでしょうか。日本経済大学園木教授と日本部スタッフの大野さんによる福建省のアモイとウーロン茶、鉄観音の故郷、安渓の旅をどうぞお聞きください。(担当:任春生)
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