会員登録

8月5日 中国の旅

2011-08-05 18:08:18     cri    
























autostart="true"


















src="mms://media.chinabroadcast.cn/japanese/jplvyou20110805.wma">BR>



type="video/x-ms-wmv"













width="400"



height="44">

     

 青島は山東半島の南海岸に突き出た半島の先端にあります。もともとは小さな魚村に過ぎませんでしたが、清の時代の末期、ドイツの租借地となりました。現在、青島はドイツ風の建築物が並び、西洋の町並みを見ることができます。青島ビールも1903年にドイツ人によってつくられました。中国で一番古いビール工場です。

 青島は旧市街地と新市街地に分かれています。旧市街地は西洋の町並みが残り、新市街地には1990年代後半から開発が始った近代的な街並が広がっています。旧市街地にはいくつか、お勧めの観光スポットがあります。

 まずは天主教堂です。これはカトリック教会です。カトリックは19世紀末、青島に入ってきました。この教会は1934年に完成しました。塔の高さは60米、塔の上には4.5米の巨大な十字架があります。礼拝の時間を除けば、礼拝堂も見学可能です。

 もう一つの観光スポットは迎賓館です。ここは典型的なドイツ建築様式で建てられました。もとはドイツ人提督の家だったそうで、「提督楼」と呼ばれていました。建物の大部分が花崗岩を切り出して作られて、ドイツの建築家によって設計されました。高さ30m、建築面積4,080平方米の建物は豪華な内装で、厨房、会議室、ダンスホール、食堂、寝室のほか、噴水もあります。クリーム色の壁に赤い屋根、温かみのある建築です。

 1949年6月の青島解放後、当時の政府は提督楼という名称を迎賓館と改められました。今は山東省の文化財保護地にも指定されています。

 散策して疲れたでしょう。青島ビール工場で一休みができます。青島ビール工場にはビール博物館もあります。ここは2003年に青島ビール100周年記念としてつくられました。ビールの造り方から、歴史も学べます。そして、一休みといったのは、濾過する前の濁りビールが飲めるからです。ビール工場の貯蔵タンクにある無濾過のビールが、最も美味しいのだそうです。

 今月の8月13日から28日まで、青島国際ビール祭が開催されます。このビール祭りは1991年に始まり今年で21回目になります。毎年の8月に2週間ほど行われます。開催期間中、世界のビールがおよそ50種類ほど出揃い、ビール飲みコンテストや、様々な国際色豊かなパフォーマンスがあり、この2週間は青島が最もにぎやかになり、旅行客も地元の人も一気に仲良くなれそうで、毎年300万近い観光客が訪れるそうです。

 交通アクセスです。青島の空港は、青島流亭国際空港です。東京・名古屋・大阪・福岡と青島との間に直行便が運航されています。飛行時間は東京、名古屋から約3時間、大阪から約2時間半、福岡から約1時間半です。

 そして、もう1つ、海からのアクセスもあります。青島と友好関係を結んでいる下関からフェリーが出ています。日本の「オリエントフェリー(株)」が保有する大型高速フェリー「ゆうとぴあ号」。下関から青島は約27時間半、青島から下関は約36時間で到着ということです。(担当:任春生)

関連ニュース
関連内容
v 7月22日 中国の旅 2011-07-22 20:16:14
v 7月15日 中国の旅 2011-07-15 18:59:32
v 7月8日 中国の旅 2011-07-08 19:21:41
v 7月1日 中国の旅 2011-07-01 17:51:25
v 6月24日 中国の旅 2011-06-24 15:31:44
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS