旧正月の春節まで残り2週間を切りました。今の中国は年の暮れの真っ最中です。年末ムードはどんなところで感じれるかと言いますと、一つの身近な例は理髪店と美容院です。北京の冬はとても寒いので、冬の夜はだいたいどこの商売も早々と店を片付けるのですが、最近は、夜遅くまで美容院の電気がついていました。夜10時過ぎても、満員状態で、これから一年の中で一番の稼ぎ時になります。「もう朝から忙しくてね」と店の若者が嬉しい悲鳴を上げていました。

　こんな慌しいムードが漂っている北京からお送りする今週の「経済直行便」。今週前半の「ニュースフラッシュ」のメニューは以下です。

　・野村総研と北京郵電大学　「中日物聯網推進連盟」を設立

　・中国の千万長者の年平均消費支出は約2300万円

　後半の番組では、この13日、北京市石景山区にある製造現場をすべて閉鎖し、操業停止にした中国最古の製鉄会社・首都鉄鋼公司の移転をめぐり、その意義すること及びメディア各社の論説をご紹介します。（王小燕）