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12月24日 中国の旅

2010-12-24 21:53:26     cri    
























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 天津は中国の4大直轄市の一つで、人口は1176万人です。中国北方地域で最大の工業中心都市でもあります。2006年に濱海新区の建設が国家政策となり、注目度がさらに高い地域となっています。

 「天津」の名前の由来についてこのような物語があります。明の永楽帝が、南を制圧しようと南方征伐に向かった時、この天津の港から出航しました。天子が通った津ということで、今の天津の名になったということです。

 天津といえば、思い浮かべるのは、「泥人」という泥人形です。天津の泥人形は大変有名で、清代に発展した民間芸術です。泥人形は、いろいろな種類があり、庶民の生活の様子を表したものだったり、三国志の登場人物だったり、動物もいます。みんな手作りなので、暖かさを感じます。

 どこで天津の泥人形を手に入れられるのか、「天津古文化街」に行けば変えます。「天津古文化街」は天津駅の北西にあり、市の中心地にほど近い、みやげもの街です。ここは、清代の建築を復元した建物が並んで、レトロな雰囲気がある場所です。

 泥人形のほかに、現地の絵、楊柳青年画と天津凧がお土産にお勧めします。天津凧は鳥そっくりの形の凧で、非常にきれいです。

 工芸品のほか、天津の食べ物も美味しいです。その中で最も有名なものは、狗不理包子です。これは中国国内ではとても有名な食べ物で、日本語だと肉まんです。このお店は1858年に天津で創業した肉まん専門店で、包子の老舗です。狗不理というのは、変わった名前で、その意味は犬もかまわない、犬も食べないという意味になりますが、名前の由来について、いろいろな説があります。創業者が小さい頃、悪いことに巻き込まれないようにと縁をかついで、「狗子」と呼ばれていたそうです。この人が他のことには、いっさいかまわずに肉まんづくりにいそしんだので、こう呼ばれるようになったそうです。

 アクセスです。日本と天津は、比較的交通の便がいいですよ。大阪、名古屋を結ぶ直行便と、神戸とはフェリーで結ばれています。北京からは、高速鉄道が走り、北京の南駅からおよそ30分で到着できます。(担当:任春生 吉野綾子)

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