アラシャン盟は、内蒙古自治区の西部にあり、西は甘粛省、東南は賀蘭山を隔てて、寧夏回族自治区に接しています。面積はイギリスと同じくらいです。
アラシャンは観光資源に恵まれています。テングリ砂漠の中に、月亮湖があり、この湖が半月の形をしているところからこの名前がつけられました。実は、アラシャン砂漠の中に大小異なる大きさの湖が400ほどあり、砂漠の中にある貴重な水源で、その中でも月亮湖は一大観光地として知られています。
アラシャン盟は、リゾートでもあります。ここの観光区はレジャー区、キャンプ区、ホテル・別荘区、民族文化を学べる施設もあります。昼間はジープを借りて、砂漠探検にでかけて、夜はゆっくりとホテルで過ごすことができます。
そのほか、カートによる砂滑り、砂上スキー、水泳、馬乗り、ラクダ乗り、パラグライダー、ロッククライミング、ビーチバレーもできるようです。周りは砂漠ですからじゃまするものは何もありません。
ここは砂漠のほか、広宗寺と福因寺といった国家レベルの観光区があります。この2つの寺院はチベット仏教の寺院です。広宗寺は通称、南寺と呼ばれていて、ダライラマ6世の遺体が安置されているところです。福因寺は北寺と呼ばれています。
アクセス:北京から寧夏回族自治区の銀川空港までおよそ1時間半のフライトです。銀川空港から、月亮湖の観光区までは車で1時間半ほどとなります。(担当:任春生 吉野綾子)
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