四川料理は中国4大料理の一つです。また、海外でも一番知られている料理でもあります。中国では一言で「辛い」といっても、いろんな辛さがあります。四川料理の「辛い」というのは、「麻」の辛さが特徴です。
「麻」の辛さは山椒の辛さのことで、ピリピリと刺激があります。麻婆豆腐の「麻」もこの意味です。日本では多くの人が麻婆豆腐を食べるのが好きだそうです。実は、昔から、麻婆豆腐は四川料理の代表として知られて、今や世界の食卓に登場しています。
四川料理の本場といえばやはり省都の成都です。ここにきて、辛い料理を注文すると、出てくる料理がすべて赤いです。おいしいにはおいしいですが、中にはやはり辛すぎて、食べられないものもあります。
実は、四川省のほか、北京でも本場の四川の味を楽しめるレストランもあります。これらのレストランの特徴はは、支配人は四川人、料理人も四川人、従業員も四川人です。つまりすべてが四川のものということです。これらの有名なレストランから最も有名な名店を紹介します。
北京には、いろんな地方都市の出張所があります。四川料理がまちがいなくおいしいと言われているのが、四川省政府出張所つきのレストランです。店の名前は、貢院蜀楼です。ここは、政府関係者が接待として使うこともありますが、その割には値段も手ごろで、人気の店です。店の場所は、北京市東城区建国門内貢院頭条5号 です。
もう1ヵ所、「麻辣誘惑」というチェーン店があります。天安門に近い店は、北京市西城区西単北大街176号中友デパート8階です。(担当:任春生 吉野綾子)
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