河南省の信陽市は、中国10大銘茶の1つ、信陽毛尖の生産地です。信陽のお茶は、古代からお茶の名産地としても有名で、唐代に陸羽という人が書き記した、お茶の記録書「茶経」にも記述が残っているそうです。また、唐代にすでに貢ぎ物として朝廷に献上していたそうです。1915年のパナマ世界博覧会で金賞をもらいました。
信陽の有名な観光地、南湾湖には大小61もの島があり、この中の「茶の島」では、お茶を飲むことはもちろん、茶をつくる過程(パフォーマンス)もみられます。そして、南湾湖に行ったら、ぜひ食べてほしいものがあります。それは魚です。この湖の水質は汚染されていなく非常にきれいで、ここで育った魚は蛋白質、脂肪、人体に必要な、たくさんのビタミンと希少な元素が含まれていて、中でもガンや老化を予防する働きがある「セレン」の含有量が普通の魚類の3-5倍以上もあるそうです。
信陽の鶏公山は避暑地として有名な場所です。近代、富裕層たちもここに別荘を建てました。今は、200棟ほど残っていて、各国のいろんな様式の建築がみられ、「建築の万博」とも呼ばれています。(担当:任春生)
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