会員登録
• 11月10日 2013/11/14

 本日訪れたのは2年ぶりの銅陵です。初めて訪れたのは2011年国際彫刻博覧会の取材でした。その時は博覧会に作品を出展した日本人の方のインタビューをし、芸術的な方面から銅陵を紹介しました。今回は産業面から銅陵を紹介したいと思います。"銅陵"というだけあって、ここの主要産業は銅材の加工、電子材料、設備製造、冶金加工、紡績となっていますが、中でも銅材の加工が工業総生産の8割を占めています。まさに銅が街を支えています。そのため、街の至る所に銅を見ることができます。例えば公園には銅のオブジェ、レストランやホテルには銅の文字を使ったりと、とにかく銅だらけなのです。

 そんな銅産業の一端を知るために、全威(銅陵)銅業公司を訪ねました。

 この会社は世界企業トップ500にも選ばれている正威国際集団傘下の企業です……

• 11月9日 2013/11/10

 今日の訪問先は、蚌埠市。人口365万人の淮川右岸にある街です。上海から500キロ圏内にあり、高速道路や鉄道の開通に伴い、成長に期待が持たれています。バスで町中を走ると、古い建物が並び、どこか懐かしさを感じさせます。

 そんな蚌埠市では今、発展の遅れを取り戻すかのように急ピッチで市の経済と文化を成長させるプロジェクトが進められています。その数は200件を超えると聞きました。今日はそんな一部の現場に実際に足を運びました。

 まずは蚌埠義鳥国際商貿城です。この名前を聞いて、「おや」と思われる方もいるでしょう。"義鳥"と言えば、浙江省の県級市。世界最大の日用品卸売り市場があることで知られています。蚌埠市の国際商貿城はまさに第2の義鳥になることを目的に建設されました。投資金額は約100億元で先月の20日に開業したばかり。できたてほやほやの市場です……

• 11月8日 2013/11/09

 今日は朝から中国の夢に向かってひた走る姿を目の当たりにした1日となりました。合肥を出発し、阜陽市潁上県へとやって来ました。最初に訪れたのは八里河観光区。1995年に開園し2012年時点で延べ270万人を迎える大規模観光スポットとなりました。もともとは淮河流域の沼地地帯で、降水シーズンには浸水被害が出る地域でした。1991年には大きな洪水被害にも見舞われたそうです。そこで県は治水に力を入れ、実情にあわせた大規模整備を行い、現在のような観光区を誕生させたのです。自然環境を整えただけでなく、人々の収入アップも実現しました。

 観光区の中の観光スポット入口と湖です。

 区内には池や小山などがあり様々な風景が楽しめます。

 自然豊かな、のんびりとした街なのかと思いきや、次の見学先でそのイメージは見事に打ち破られました……

• 11月7日 2013/11/08

 今日は朝一番に合肥経済技術開発区に向かいました。経済技術開発区の正式名称は「国家級経済技術開発区」で、対外開放をさらに推し進めるために1978年からはじまった経済特区に続き、1984年に指定された対外開放経済特区のことです。海外の企業に対して様々な優遇措置が適用されます。合肥経済技術開発区は1993年に成立、2000年に認可されました。ここに開発区が置かれた一番の理由は、やはりその地理的な条件でしょう。東には南京、上海、南には武漢といった大規模都市があります。高速鉄道を利用すれば、南京までは1時間、上海までは3時間、武漢までは2時間で行くことができます。

 開発区といえば、企業が集中する工業団地のようなものをイメージしますが、規模が全く違います。敷地面積はおよそ72平方キロ、そこに60万人が住んでいます。大きな街が新たに造られたようなものです

 開発区の模型です。カメラに収まったのはほんの一部……

• 11月6日 2013/11/07

 北京を離れ飛ぶこと1時間半。合肥に着きました。降り立ったのは今年、開業したばかりの合肥新橋国際空港。金色に塗装されたピカピカの空港です。

 何でも外観は魚の形をしているそうですが、残念ながら空の上からしか見られません。従来の空港は街の中心からわずか8キロという好アクセスでしたが、こちらの空港はなんと40キロの距離。なぜこれほど遠くに造ったのかと、疑問に思いましたが、街へ向かうバスの中でその答えがわかりました。

 車窓から見えるのはまさに建設ラッシュの様子。ビルやらマンションやらの骨組みがあちらこちらに見えます。不動産の広告もでかでかと空を飾ります。数年後には、ここはもはや郊外ではなくなっているのだな、と感じさせる勢いがありました……

今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS