今日の訪問先は、蚌埠市。人口365万人の淮川右岸にある街です。上海から500キロ圏内にあり、高速道路や鉄道の開通に伴い、成長に期待が持たれています。バスで町中を走ると、古い建物が並び、どこか懐かしさを感じさせます。
そんな蚌埠市では今、発展の遅れを取り戻すかのように急ピッチで市の経済と文化を成長させるプロジェクトが進められています。その数は200件を超えると聞きました。今日はそんな一部の現場に実際に足を運びました。
まずは蚌埠義鳥国際商貿城です。この名前を聞いて、「おや」と思われる方もいるでしょう。"義鳥"と言えば、浙江省の県級市。世界最大の日用品卸売り市場があることで知られています。蚌埠市の国際商貿城はまさに第2の義鳥になることを目的に建設されました。投資金額は約100億元で先月の20日に開業したばかり。できたてほやほやの市場です……