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承徳市・避暑山荘ぶらぶらスケッチ
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記者の意気込み
 今回の河北省の訪問に参加する、日本語部の志摩悦二郎です。
 私は、去年9月の末にはじめて、北京に来てCRIで仕事をするころになりました。
 この1年は北京の暮らしになれることに精いっぱいで、実は本格的に北京以外の地を訪れるのは今回が初めてです……
記者日記
  • 河北省での6日目

  •  河北省の旅も今日が最終日。「避暑山荘」とともに世界遺産になっている「外八廟」(避暑山荘の周辺に点在する8つのお寺のことです)を訪れました。 
     そのうちの一つ普宁寺はチベット仏教の最高位の寺の一つ。ここには、残念ながら撮影は禁止されていましたが木造としては世界最大の……

  • 河北省での5日目

  •  河北省最後の目的地、承徳市は北京の北東250キロ。世界遺産のある街として知られています。
     その世界遺産が御覧の「避暑山荘」と「外八廟」と呼ばれる寺院です。承徳市は高原の涼しい気候で、かつて清王朝が夏の間の避暑地としてこの「避暑山荘」で政務を執りました。避暑山荘は紫禁城と似ていて用途に応じた建物が奥へ奥へと続いています……

  • 河北省での4日目

  •  河北省の旅、今日は唐山市の2日目です。昨日は唐山市を中国の近代産業の発祥の地にした石炭産業の博物館と、その唐山市の産業をすべて打ち砕いた、1976年の唐山大地震の記念館を見学しましたが、今日は、そこから復興し、まさにこれからの新たな経済発展の起点と唐山市が期待をかける曹妃甸(そうきでん)港を見学しました……

  • 河北省での3日目

  •  今日は、滄洲市からバスで4時間半。北京市の東にある唐山市を訪ねました。唐山市は中国の近代産業の発祥の地と言われ、石炭産業を核に順調な発展を続けてきました。
     ところが、1976年に起きた唐山大地震で街は、壊滅的な被害を受けました……

  • 河北省での2日目

  •  河北省見学の2日目は、滄洲市の「歴史と文化を生かしたまちづくり」と「滄洲市の新たな挑戦」に接した一日でした。 まず、訪れたのは滄洲市、吴橋県。世界でも、ここにしかないという「雑技」のテーマパークです。実は吴橋県は「中国の雑技の郷」として、昔から知られ、中国を代表する無形文化遺産の一つでもあります……

  • 河北省での1日目

  •  今回私たちが訪れる河北省は、人口6700万人中国最大の穀物、綿花の生産地で、石炭業が盛ん、火力発電も盛んで、北京や、天津への電力供給基地にもなっています。初めに私たちが訪れたのは、天津の南、海に面した滄洲市です。北京から車で3時間半、河北省に入ると延々と平野が続き、緑豊かに様々な作物が作られていました。滄洲市につくと、まず、河北省と滄洲市の担当の人から概略のレクチャーがありました……

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    関連紹介

    承徳市
     承徳市は河北省東北部に位置し、首都北京から250キロの距離にあります。燕山山脈の涼しい高原地帯にあり、明清の昔から避暑地として有名でした。
     1994年、清代の離宮である避暑山荘と外八廟が世界遺産に登録され、一躍世界的に知られるようになりました。

    唐山市
     唐山市は中国の近代産業の発祥地の一つとなって以来100年以上の歴史を持つ鉱工業都市・港湾都市であります。中国で開灤炭鉱は中国でも有数の規模の炭鉱。
     1976年の唐山地震では壊滅的な被害を出していましたが、その後の復興及び改革開放政策の下に中国における重要な産業・港湾都市となっています。

    滄州市
     滄州市は中華人民共和国河北省に位置する地級市です。
     滄州市は傑出した人物を輩出しており、古代の戦国時代の名医扁鹊、軍事家孙膑、清代の有名な「四庫全書」の総編纂纪晓岚などがいます。滄州市は全国で目高い「武術の里」、「中国雑技の里」、そして金ナツメ、梨の生産地であり、鉄鋼業が盛んであります。