会員登録

河北省での6日目

2012-08-21 16:00:37     cri    

 河北省の旅も今日が最終日。「避暑山荘」とともに世界遺産になっている「外八廟」(避暑山荘の周辺に点在する8つのお寺のことです)を訪れました。

 そのうちの一つ普宁寺はチベット仏教の最高位の寺の一つ。ここには、残念ながら撮影は禁止されていましたが木造としては世界最大の千手観音像があり、はるかに見上げる千手観音像は慈愛に満ちた実に見事なものでした。

 この後、近くで建設が進行中の新たな住宅エリアを見学しました。

 新築ビルは高層なものが多い中国では珍しく4階建て、屋根や建物の色は避暑山荘のイメージに合わせて作られていました。エリアの中は通りはゆったりと作られ、花と緑の散歩道も随所に造られていました。

 4階建てなのは周囲の世界遺産に配慮した建築基準のためで、てっきり富裕層を対象にした新築マンションかと思ったら、これが実は地元の農家が対象の値段を抑えたマンションということでした。昨日見た、野外劇を核とした「21世紀の避暑山荘づくり」の国家的プロジェクトといい、承徳市は今、観光都市としての街づくりに急速度で突き進んでいるようです。

 さて、今回は6日間、河北省の滄洲市、唐山市、承徳市を見て回りました。北京、天津を取り囲むようにある河北省の強みを生かしながら、それぞれが連携し、分担しあいながら進む街の姿が強く印象に残りました。個人的にも、日本からお客さんが来たときに案内できる近くの街が急に増えて、とても収穫の多い6日間でした。最後に、6日間本当に親切に私たちを案内してくれた、河北省と各市の担当者の皆さん、本当にありがとうございました。謝!謝!

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS