河北省では、最初に訪れた滄洲市の新しい港とこの港を、それぞれ総合港として整備し、海に開けた河北省の新しい窓口とし、北京、天津の三角形を起点とする物流の拠点にする計画です。
港には多くのコンテナが運び込まれ、また船で運び入れられます。
その積み下ろしを一手に引き受けるのが去年導入されたこの巨大な装置。
これで、コンテナの積み下ろしの時間が大幅に短縮されるそうです。
まるで、港のクレーンの森のような風景。これも、積み荷の移動をスピーディーに行うための最新機器ですが、クレーンのはるか上のほうで作業員がクレーンを操ります。
担当の方が「うちにはクレーンを操る優秀な技術者がそろっているので」作業時間が短くて済むと胸を張っていました。昨日今日と唐山市を見ての印象ですが、中国語、英語、韓国語、日本語と4つの言葉で書かれたガイドブックといい、博物館のとても工夫された、利用者に対して、いわばサービス心満点の展示方法といい、さっきの港の担当者の、機械をほめるのではなく、よく教育され、訓練された従業員への胸の張り方といい、唐山市には「外に向かって開かれた、さわやかな風」のようなものを感じました。
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