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河北省での1日目

2012-08-14 10:50:00     cri    
 今回私たちが訪れる河北省は、人口6700万人中国最大の穀物、綿花の生産地で、石炭業が盛ん、火力発電も盛んで、北京や、天津への電力供給基地にもなっています。初めに私たちが訪れたのは、天津の南、海に面した滄洲市です。北京から車で3時間半、河北省に入ると延々と平野が続き、緑豊かに様々な作物が作られていました。滄洲市につくと、まず、河北省と滄洲市の担当の人から概略のレクチャーがありました。

 河北省は、海に面した地域も多く、そうしたところでは港湾建設を積極的に行い、貿易港としての、新たな開発を行っているとのことでした。滄洲市も新たな港湾を作り海に目を向ける一方、長い歴史のある町の特色を生かして、文化産業と、人文産業に力を入れているということでした。今日はレクチャーが終わったのが5時近くであまり時間がなかったのですが、滄洲名人植物園という名前の不思議なところに案内してもらいました。

 ここは、2年前に、文化産業のまちづくりの一環として作られたということで、中に入ると、植物園の中心に、ごらんのような彫像がたくさん配置されています。

 人物も時代の雰囲気も様々な彫像たちですが、実はこれ、滄洲市とその周辺の街の出身で中国で名を届かせた人たちを集めたものなのです。

 ライオンを従えたこの人は中国で一番最初に大きなサーカスを作った孫福有という人です。

 帰りがけには、夕日を受け滄洲市の海を見つめる「鎮海獅子」と呼ばれる彫像を見ました。

 かつて、海の安全を祈って作られた長い歴史を持つ滄洲市を代表する彫像の一つです。

 その「鎮海獅子」の見つめる滄洲の海は、今、新たな港湾が作られ、大きな変貌を遂げようとしています。あすは、その様子をリポートします。

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