今の北京で外国語といえば英語。オリンピックの影響もあって、以前と比べてかなり英語が普及したように思えますが(それでも街中で英語が通じるかといえば、日本の現状といい勝負ですが……)、ここ綏芬河の街はそれがロシア語です。前日訪れた東寧でも、ロシア語の看板を見かけましたが、自動車関係の店の看板ぐらいしか使われていませんでした……
島国の日本になくて、中国にあるもの――それは国境。日本の場合、外国に行くためには、必ず飛行機か船に乗らなければなりませんが、中国の場合は車や鉄道でも外国に行くことができます。黒龍江省の東南部に位置する東寧県はロシアと接していて、シベリア鉄道の駅ウスリスクまでわずか53キロ、ウラジオストクまでは153キロという距離です……
中国国際放送の外国記者団は13日朝8時30分、東寧県を離れ、今度の取材の行き先の最終地・綏芬河市へと向かいました。ここでの取材の第一は、綏芬河鉄道駅です。我々は駅内には入りませんでしたが、高いところから、鉄道の軌道を見下ろしました。綏芬河市は広くありませんが、中国にとって重要な鉄道の駅だと考えられます……
CRI外国人の記者団は13日、綏芬河市の職員代表と企業代表との会談会を終え、すこし夕ご飯の前に時間があったので綏芬河市の街を見学しました。ここではどこに行っても、ロシア人の姿を見かけます。しかも、ロシア語の看板があちこち見えます。北京や上海などの大都市に行けば、中国語と英語の看板が多く見えるのは普通ですが……
ハルビン市は黒龍江省の中南部に位置し、中国東北部の大河・松花江に面した大都市ですが……
牡丹江市は、黒龍江省の南東部に位置し、東はロシア連邦沿海地方と接し……
鶏西市は黒竜江省の東南部に位置し、東と東南でロシアと国境を接しています……
第20回ハルビン国際経済貿易商談会が14日、黒龍江省のハルビン市で開幕します。中国国際放送局はこれを契機として、「CRI外国人記者、黒龍江を見る」という報道を9日から16日にかけて、行います……
作词、作曲:于京乐团 演唱:鹿晗