また、採光や電気・水の利用などの面で、国家体育館は環境保護の観点からも徹底されています。具体的には、屋上に、5本の採光ゾーンが設置され、そこから太陽光が館内に届き、競技場の電気代を節約しています。さらに、屋上には100キロワットの太陽光発電システムがあり、地下駐車場の電気使用量をまかなうことができます。また、雨水も、樹木への水やりや、道路の清掃などに利用されます。
そして、オリンピック閉幕後、9月のパラリンピックでは、車椅子バスケットボールが行われます。そのため、国家体育館は、バリアフリーの施設も強化しています。約300平方メートルに達するバリアフリー、座席スペースが設けられたほか、大型エレベーターやバリアフリートイレなども用意されています。
体操競技は8月9日から19日にかけて行われますが、決勝戦の18日と19日は、ここ、国家体育館がさらに注目されることでしょう。 1 2
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