中国国際放送局紹介 日本語部紹介
Home
国家発展改革委、財政部、中央銀行の合同記者会見
   2008-03-07 16:26:17    cri

 第11期全国人民代表大会(全人代)第1回会議は3月6日、人民大会堂のプレスホールで記者会見を行い、国家発展改革委員会の馬凱主任、財政部の謝旭人部長、中国人民銀行の周小川総裁が、経済社会発展とマクロ調整について記者の質問に答えた。記者会見の進行は、全人代常務委員会副秘書長の曹衛洲氏が行った。

 急速な変化が避けられたのはマクロ調整の成果

 馬凱主任はマクロ調整の有効性について次のように答えた。

 マクロ調整は社会主義市場経済という課題にあるべきもので、その役割は、経済の急激な変化を防ぎ、安定的で健全な発展促進にある。この5年間の実践は、党中央、国務院の講じた一連の政策方針が正しく、成果があったことを証明している。

 この5年、国民経済は連続5年で約10%の伸び率を保ち、各年度間、各四半期間の変動は1%上下を保つという発展を遂げてきた。これよりさらに重要なのは、経済運営の質や効果が高まることであり、経済構造が引き続いて改善し、特に一般庶民が多くの実益を得ることである。

 マクロ調整のもう一つの特徴は、経済が迅速で安定した成長をしながら、経済の基本的な部分を損ねなかったことと、経済運営の中で現れる矛盾や問題が、次第に解決されつつあることだ。

 5年間の努力を経て、一連の総合政策の実施により、食糧生産量や食物栽培面積の減少という局面が一変し、4年連続して収穫量が増えた。これは史上まれにみることである。

 投資の面では、2003年の増加幅は27.7%で、2004年の第1四半期には43%だった。特に鉄鋼、セメント、電解アルミニウムなどの増加幅が約2倍になり、狂気じみたような投資だった。

 しかし数年の努力と一連の総合措置の結果、現在の投資増加幅は年を追って低下している。昨年は24.8%で、価格上昇の要因を差し引けば、実際の増加は約20%で、鉄鋼などの業種の投資増加幅も顕著に低下している。

 他の面の矛盾も緩和しつつある。仮にマクロ調整が行われなかったら、食糧は減少し投資は膨張していただろう。そして食糧の供給不足が価格上昇を引き起こし、投資の無秩序な増加が投資品の価格上昇を引き起こす。その結果、激しいインフレが起こって全面的に過熱状態になり、その後は必ず不景気が続く。しかしこの5年このような大きな変化が避けられたことは、まさにマクロ調整の最大の成果だろう。

1 2 3 4 5 6
特集
v 今年の政治協商会議、「インフレ」が最も注目されている 2008-02-29 11:27:53
v 1月の消費者物価指数が7.1%、11年ぶりの最高値を記録 2008-02-22 13:30:34
v 首都鉄鋼集団が北京を去る日 石景山から曹妃甸へ(上) 2008-02-15 15:42:34
v 08年の世界経済成長率は4.8% 社会科学院 2008-02-01 13:32:37
v 2008年、中国の汚染物排出削減の要の年 2008-01-25 14:20:02
v <予測 中国の2008年> 2008-01-18 17:31:08
  • 今日のトップニュース
  • 今日の国内ニュース
  • 今日の国際ニュース

  • • 基礎中国語
     皆さんは、ここで中国語と日本語に耳を傾け、フラッシュによる動画を楽しみながら、中国の風習や伝統文化を思う存分味わうことができます……

    • 「北京ワクワク」の購入について
     中国語講座「北京ワクワク」(上巻と下巻)のテキストは、日本の皆さんが初めて中国語会話を学習するための入門編です……
    |  link  |  E-メール  |