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女子サッカーのバラ、再開を目指す
   2007-02-21 16:56:16    cri

 さっかーは中国人が最も好きなスポーツの一つです。男子は世界的にはやや力不足ですが、女子については世界レベルの力を持っています。

 先月26日から30日にかけて、中国、南部の都市・広州で、中国を始め、アメリカ、ドイツ、イングランドの4ヶ国が総当りで試合を行う女子サッカー招待戦が行われました。これは、今年9月の女子サッカーワールドカップ、そして来年のオリンピックを見据えて、重要な練習試合であり、サッカーファンの大きな注目を集めました。

 女子サッカーは、1996年アトランタ五輪で見事銀メダルを獲得しましたし、世界でも有数のレベルをもっているといえます。1999年のワールドカップでは、ホスト国・アメリカと決勝で対戦し、PK戦にもつれこんだ末、惜しくも優勝を逃すなどという試合も見せました。この頃は、男子サッカーのほうが、まだワールドカップに出場できなかった時代で、女子サッカーが国内のサッカー熱を大いに盛り上げました。

 その女子サッカーワールドカップの第1回開催地も1991年の中国で、いわば中国が、女子サッカーの歴史スタートの地と言ってもいいと思います。しかし、その中国女子サッカーが、今、かつての勢いをなくしています。去年はアジアカップで優勝は果たしたものの、年末のアジア大会では決勝に入ることもできず、アジアレベルでも力をつけてきた朝鮮の後塵を拝する結果になっています。当然、世界レベルでもドイツ、アメリカなどの強豪国には、なかなか勝てない状況です。

 ただ2008年の祖国でのオリンピック、女子サッカーにかかる期待は相当なものですよね。女子バレーボールと並んで、メダルがとれる競技と考えられています。その期待に応えようと、オリンピック年代となる女子ユースサッカーにより多く力を注いできました。その甲斐あって、2004年と2006年のユースワールドカップで、2回とも準優勝につけました。若い選手が伸びてくるというのは、若手の伸び悩みが課題となっていた中国にとっては、明るいニュースでした。

 その2回のユース代表から10人が国家代表に選抜され、今回、世界の強豪と戦う親善試合、4ヶ国の招待戦に臨みました。でこの結果なんですが、まず初戦、2対0でイングランドを破り、2戦目は世界ランキング1のドイツと引き分け、ただ最終戦では0対2でアメリカに敗れ、結果は2位となりました。今大会、指揮を執った王海鳴コーチに伺いました。

 「今回の4ヶ国招待戦を通じての収穫といえば、これからの方向性、そしてチームにフィットする基本的な戦術を見つけたということです。これが我々の大きな自信になっています。今大会はあくまで親善試合ですから、結果は二の次です。今の我々に、どこで足りないのか、どこを解決すべきなのか。はっきりと明確になったことが最大の収穫です。」

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