2008年8月8日に開幕する北京オリンピックまで、あと1年と半年あまり。いよいよ今年は選手選考も本格化し、出場権を巡る激烈な争いが始まります。もちろん、ホスト国となる中国勢の意気込みは相当なものです。
そこで、今回は2007年の中国スポーツの見所をまとめました。
サッカー、オリンピックチームは正念場!新監督効果はいかに??
北京オリンピックでのベスト4入りを目指す中国は、今年も去年に続き、日本・韓国との親善試合を行ないます。去年の中国・日本戦は中国が2連敗。しかし、今年は評価がうなぎ上りの新監督ドゥイコビッチの下、新体制の中国オリンピックチームの頑張りを期待したいところです。ただ心配なのは去年、年末のアジア大会での惨敗。新監督はチームの建て直しができるんでしょうか。親善試合の予定は未定。スポーツ中国で分かり次第お伝えします。
スペシャルオリンピックス、上海で開催!
今年10月、知的障害者のスポーツの祭典、第12回「スペシャルオリンピックス夏季世界大会」が上海で開催されます。異なる国や民族、文化背景を持つ知的障害者、ボランティアらが交流するとともに、『勇敢にチャレンジし、勝利する』の精神のもと、日ごろの成果を競います。ハンディを持った方とボランティアが一致協力して、作り上げるスポーツの祭典。ぜひ注目ください。
世界を席巻する中国テニス陣!今年はどこまで??
去年、テニスの4大大会で、全豪、全英オープンを制した鄭潔・アンシペア。そして、中国人として初めて4大大会シングルスベスト8に進出した李娜。さらに、アテネオリンピックの金メダリスト、李テイ・孫テンテン組。ここ数年で、一気にブレークした中国テニス陣が今年は一体何をやってくれるんでしょうか。まずはその初戦、オーストラリアで行われる全豪オープンは1月15日から始まります。
新たなる黄金時代なるか!世界最強のバドミントンチーム!!
6月にはスコットランドのグラスゴーでバドミントンの世界最高峰といわれる第10回世界国・地域別対抗バドミントン選手権 (スディルマンカップ)が開かれます。2年前のこの大会で優勝を果たした中国は、去年、日本で行われたトマス杯、ユーバー杯という二つの国・地域別対抗戦でも優勝し、名実ともに世界最強のバドミントンチームとなりました。3つの対抗戦を制する三冠を今年も実現することができるのか。新たな神話への戦いは6月10日から始まります。
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