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孫甜甜・孫勝男ペア |
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孫甜甜・孫勝男ペア |
2006年は中国のテニス界にとって特別な一年でした。鄭潔・アン紫ペアが、全豪オープン、全英オープンという4大大会の2大会を制しました。またエース李娜は全英のシングルスで、ベスト8に入り、世界ランキングでも、中国人選手として、史上最高順位を更新し続けています。こんな中、今回の全豪オープンでは大きな変革が行なわれました。
それが、ダブルスペアの組み直しの問題です。2004年のアテネオリンピックで金メダリストとなった中国の孫甜甜・李ていペアなんですが、残念ながら、その後は、鄭潔・アンシペアの影に隠れて、正直言って、泣かず飛ばずの状態。この状態をどうするのかについて、テニスの女子国家代表のチーフコーチ、蒋宏偉氏はこう語りました。
「ここ二年間の成績からして、孫甜甜と李ていのペアは引き続き存続させるわけにいかなくなりました。特に、李ていの調子が低迷しているのが原因だと分析しています。確かに彼女たちはオリンピックの金メダリストです。でも2008年に目標を達成するためには、やはり変えるべきところは変えざるを得ません。」
中国としては、2008年の北京オリンピックで、メダルを狙えるダブルスを最低2組作りたいと考えています。当然、どちらかが金メダルをという保険の意味もありますが、同時にその両ペアが切磋琢磨することによって、2008に最高の状態で持っていこうという意図があるわけです。
まず孫甜甜についてですが、ペアを入れ替わり立ち代りさせて、色々なパターンを試していくというのが現在の方針です。相手としては、シングルスのエース李娜や鄭潔などすでに実績ある選手のほか、2004年全豪オープンでユース部門のダブルスで優勝した孫勝男などが挙げられています。
今の状況から見れば、テニスでオリンピックのメダルを狙えるのは、女子ダブルスしかありませんから、とにかく、2008年の本番までにできることをすべてやると言うことだと思います。
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