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このような雰囲気の中で、上海からは、多くのホープたちが生まれています。先ほど申し上げた上海双銭テニスクラブを例に挙げますと、そのクラブに所属する選手のうち4人が国家ユース代表に選ばれたほか、武漢出身の呉テキ選手は、先日、香港で開かれた国際大会の男子シングルスでチャンピオンに輝きました。また女子の方も、周キ妙選手が今年5月、「聯合会杯」アジア青少年選抜大会でチャンピオンとなりました。
これらの若い中国選手の目覚しい成長ぶりについて、彼らを指導したリカドコーチは次のように話しました。
「中国から、これまで世界レベルの選手が生まれなかった理由は簡単です。中国の子供たちも、ほかの国の子供たちと同じように、あふれる才能を持っています。ただ、彼らは自分の才能を発揮する方法を見つけられないのです。でも、彼らには、しっかりと基礎が築かれています。時間とチャンスさえあれば、必ず、素晴らしいプレーヤーに成長すると信じています。」
今年2006年という年は、中国テニス界の歴史に残る年・・世界の舞台に飛躍した年でもありました。4大大会のダブルス制覇や、女子シングルスの李娜の活躍で、中国テニスは世界でも注目を浴びる存在となってきました。
現象から見れば、この飛躍は、突然のことにも思えるんですが、実は、ここ数年、上海を中心に少しずつ基礎を固めていって、それが今年につながったといえるでしょう。
ここ数年は、若い人たちの間で、いわばテニスブームのようなものも起きています。これから少しずつテニス文化が浸透して、おそらく近いうちに、盛んなスポーツの一つとして数えられるようになるのではと思われます。(文章:王丹丹 11/20) 1 2 3
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