北京
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中国の王岐山国家副主席は24日、北京でイスラエルのラピド次期首相兼外相と中国・イスラエルイノベーション協力連合委員会第5回会議をビデオ方式で共同主催しました。王副主席は、「中国とイスラエルの協力の本質は互恵ウィンウィンであり、協力の成果は両国人民に恩恵をもたらすものであり、第三者を対象とするものではなく、第三者から干渉されるものでもない」と述べました。
王岐山副主席はまた、「現在、世界の世紀の変局と感染症の流行が入り交り、世界経済の回復は不安定な状況にある。いまこそ互いに協力して困難を乗り切ることが必要であり、意見の違いを乗り越え、運命を共有しなければならない。われわれは、開放と協力こそが正しい道であり、真の多国間主義は歴史の流れであると確信している。中国とイスラエル双方が国交樹立30周年をきっかけに、両国の重要なコンセンサスと重大プロジェクトの実施を促進し、年内に自由貿易協定の交渉を終え、イノベーションの理念と資源の連結し、ワクチンと医薬品の研究開発などの協力を強化し、両国の各分野での革新協力を促進することを望んでいる」と述べました。
ラピド氏はこれを受け、「イノベーション協力の深化は、イスラエルと中国の指導者の重要なコンセンサスだ。国交正常化から30年間、両国関係は勢いを増し、イノベーション協力も多くの成果を得た。両国は緊密に協力し、イノベーション協力が両国民により良い利益をもたらすよう、連合委員会がその役割を十分に発揮することを望んでいる」と述べました。
王岐山副主席はラピド氏と共同で、『中国・イスラエル イノベーション協力行動計画(2022-2024)』に署名し、科学技術、衛生、文化、環境保護、クリーンエネルギー、知的財産権などの分野における協力協定に契約しました。(オウギ、鳴海)