北京
PM2.577
23/19
外交部の汪文斌報道官は4日の定例記者会見で、リトアニアの誤った言行に米国が再三詭弁を弄していることについて「中国の国家主権と領土保全を守る確固たる決意はまったく揺り動かせない」と反発しました。
報道によりますと、米国のブリンケン国務長官は3日、北大西洋条約機構(NATO)9カ国外相との電話会談で中国とリトアニアの関係に言及し、「NATO加盟国はリトアニアとの結束をかたくする」と発言したということです。
汪報道官はこれについて、「リトアニアが関わっている台湾関連の問題はその一部始終と理非曲直が非常にはっきりしている。リトアニアは信義に背き、いわゆる『1つの中国と1つの台湾』を公然と作り出し、中国の主権と領土保全に損害をもたらした。これは、中国とリトアニアの関係を難局に陥れた根本的な要因だ」と指摘しました。
汪報道官また、米国に対して、1つの中国の原則と中米間の3つの共同コミュニケの規定を確実に厳守するよう促したうえで、関係各方面に問題の是非を見極め、客観的かつ公正な立場をもつよう呼び掛けました。(洋・CK)